取材事例:エンゲージメント向上 アシストの取り組み②

心理的安全性と成果主義の両輪で働きがいを高める
アシストは創業以来、家族的経営で年功序列を重視してきた。しかし会社の規模が大きくなり経営トップが交代する中、2012年に大規模な人事制度改革に着手。年功序列を排除し成果を重視する方向へと舵を切った。パフォーマンスが高い社員は年齢問わず評価される仕組みに変えていったが、同社初となる大規模な人事制度改革の浸透には時間を要する。実際に新制度の理解浸透が進まない時期もあったようだ。「数年前より運用効果を図るために降格人事も開始し、社内ではインパクトがありましたが、その一方でパフォーマンスが上がればまた昇格できるという柔軟性を持たせています。」経営企画本部 企画2部部長(人事担当)長田誠氏
「これは年齢問わずパフォーマンスで評価しますというメッセージで、そのような企業文化を醸成する目的もあります。」林氏
同社の取り組みは心理的安全性をベースにした成果主義ともいえそうだ。「安心感と厳しさ」の両輪は働きがいだけでなく企業成長も期待できる。「今でも終身雇用は謳っており、安心感があるなかで厳しさもある制度や施策などを模索しています。その仕組みづくりや浸透にはまだ時間がかかると考えています。」長田氏

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