取材事例 研修 エイチームの取り組み①

社員の意欲を活かす研修
エイチームは1997年創業のIT企業でインターネットやスマートフォン、タブレット端末をベースにゲームコンテンツや情報サイトなどの企画・開発・運営を行う。同社では「社員が教え合う、学び合う場」として2018年に「チームラーニング」を開始。これまで80講座以上を開講している。講座例としてはチームビルディング、プレゼンスキル、エクセルやパワーポイント講座の他、「在宅勤務と育児の両立の悩みや工夫に関する情報交換会」など多岐にわたる。
 同社のチームラーニングは1回の時間は1時間から2時間くらいで、現在も月に3回程度はオンラインで実施している。 講師は基本的に社員が担うが、社員自身が立候補して講師になる場合と人事からある課題に対して知見がありそうな社員に話をもちかけて講師になってもらう2通りがある。最近では社員から自分のスキルや知見を共有したいということで実施するパターンが増えているという。「経営陣からは一般的な研修ではなくて、定期的に学びたいという社員の意欲を活かす場作りのほうが良いのではないかとフィードバックを頂きました。社内にはいろいろな知見を持っている人たちがいたので、そのような人たちに講師になってもらい学びをシェアする場という形で開始されたのがチームラーニングです。」人事部部長 中久木健大氏

※月刊人事マネジメント2021年5月号の記事を再構成して掲載。文中の肩書き、内容等は取材時のもの。

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